祝!国宝「通潤橋」

2023.10.20 日常-JAM LIFE-


日中の暑さが残りますが、朝晩の冷え込みでようやく秋を感じます。
ひんやりした空気とキンモクセイのおかげで、この時期の自転車通勤は快適です。
そして、秋はどこかへお出かけしたい気持ちになります。
早速、山都町へ。国宝「通潤橋」に行ってきました!

 

ご存知の通り、通潤橋は国宝に指定されたばかり。
もともと訪れる人も多かったのですが、
より人気のスポットになっています。
通潤橋ホームページには、
白糸大地に農業用水を送るために建設された
近世最大級の石造アーチ水路橋
と紹介されています。
大勢の人の力で工事が行われ、約1年8ヶ月かかったと書いてありますが、
約170年前のこと、重機もない時代なのに
思ったより早く完成していることにちょっと驚きました。
アーチ型で石造りの橋には欄干がなく、落ちる人がいないのか心配になります。
おぼろげですが、小学校の遠足で訪れた際、
事前に体育館で通潤橋を渡る練習をしたような記憶があります。
今回は橋を渡らず下から放水を楽しむことにしました。
実は高い所が苦手なんです…

放水30分前。橋から少し離れていますが、
稲が黄色く実っていてきれいだったのでここで待機です。
見物客もほとんどいません。
しかし、放水の時間が近づくと徐々に見物客も増えてきました。
なるべく人物を入れない写真が撮りたかったけど、
そりゃ無理だ…さすが国宝!
もちろん、橋の上にもたくさんの見物客が。

 

そして、放水!!!

放水口から勢いよく水が出ると歓声が上がりました。
少し離れた場所にいたので移動して近くへ。
時より風であおられて、しぶきがかかったりして、すごい迫力でした!
たくさんの見物客は思い思いに写真や動画を撮って楽しんでいる様子です。
忘れちゃいけないのが、
この通潤橋が国宝の建造物というだけでなく、現役の水路であること。
今もなお、農業に欠かせない水を田畑に送り続けていることがすごいです!
ますます守っていくべき財産だと思います。

 

そして、町内散策!

山都町内の散策も楽しかったです。
ちょうど『大造り物スタンプラリー』が始まったようで、
この企画に乗っかることにしました。
大造り物は、五穀豊穣、豊年祈願の祭りである八朔祭のために
自然の材料を使い、各連合組が競い合いながら作ります。
8カ所の造り物小屋をめぐってスタンプを集めたら
「やまと文化の森」または「観光協会」でオリジナル缶バッチがもらえます。
ずいぶん歩き回ったので、1万歩突破です!

そして、散策中に訪れた「やまと文化の森」「通潤酒造」では、
10月7日付の熊本日日新聞掲載の国宝「通潤橋」の特集記事が飾られていました。
実はこれ、ジャム実績なんです。
ぜひ、チェックしてください。
出かけた先で見覚えのあるものを見つけると嬉しいものです。

 やまと文化の森に飾ってありました!

 

通潤酒造にも飾ってありました!格子には祝国宝「通潤橋」の看板も。お土産に梅酒を買いました😍

 

そして、円形分水!

せっかくなので、通潤橋から少し上流にある「円形分水」へ。
通潤橋で放水される水もここからやってきます。
笹原川から引き込まれた水をゴミ受けを通過させ、
「円形分水」の下から湧き出すようにしてあります。
丸い噴水のような形状で真ん中の円から水が湧き出し、
外側に仕切り壁を作ることで水田の面積に応じた
分水ができるといった仕組みのようです。
通潤橋に約7割、野尻地区へ約3割の水を送っているそうです。
機械を使わず仕切り壁だけで水の量を分けてるってすごいですね。

通潤橋が国宝に指定され、ますます面白くなりそうな山都町。
梅酒がなくなる頃には、また行くことになるのでは😁

朝晩は肌寒くて日中は暑い…
ほんと、何を着ていいやら。
羽織りものなどで調節して
体調管理をしっかりしなきゃ。
みなさまもどうぞご自愛ください。
ではまた、次回ブログで ⸜(。˃ ᵕ ˂ )⸝

林みさ

ーーーーーーーーーー

熊本を中心に九州各地で活動するデザイン会社、株式会社ジャム。
ロゴやロゴマークデザインからはじまるブランディング、
企業の考え方や商品特性を伝えるWebサイト制作、
良さをよりわかりやすく表現する動画、CM制作など
広告やデザイン、クリエイティブにまつわる全てをワンストップでご提供します。

お気軽にお問い合わせください。

ブログ一覧へ戻る

お問い合わせ・ご相談など
まずはお気軽にご連絡ください

お仕事のご依頼やご相談、弊社のサービス内容に関してなど、
お気軽にご連絡ください。まずはお悩み相談だけでもお待ちしています。