地方企業の広報戦略〜シリーズ④〜【どうやって気持ちを伝える?】

2022.09.29 広告のはなし

好きな人はどこに住んでいるのか?
どんなメディアを好んで見ているのか?
好きな人へ届けるためのメディア選定を。

第一回、「地方企業の広報戦略〜シリーズ①〜【自己分析】」で
広報戦略の入口である【商品分析と競合との差別化】というお話しをし、
第二回で、「地方企業の広報戦略〜シリーズ②〜【意中の人はどんな人?】」で
ターゲットを可視化するためのマーケティングの話、
第三回の「地方企業の広報戦略〜シリーズ③〜【自分をどう見て欲しい?】で
身なりと言葉遣いを整える、という話をしました。

今回が最終回、自分自身(企業や商品)をブラッシュアップしたら
いよいよアプローチに入ります。
好きな人に好きになってもらう行動を起こすのです。

メディアは多様化の一途をたどっていますが、大きく分けると2つの分け方があります。
スケールでわけた場合:マスメディア(TV・新聞・ラジオなど)とそれ以外
デジタルとアナログでわけた場合:デジタルメディア(Webページ・SNSなど)とレガシーメディア(チラシ・パンフなどの紙系やTV・新聞など)
Webの広告費がCM広告費を超え、テレビや新聞は斜陽産業だという声が大きくなってきていますが
使い方によってはまだまだ効果があるTVCM、新聞には社会的信用性があったりと
必ずしもデジタル広告が安くて万能、ということではありません。

特に地方においてのレガシーメディアはまだまだ力があり、
中途半端にお金をかけたデジタルメディアよりもコスパがいい場合が多いのが実情です。
例えば、日曜朝の人気情報番組に週1回CMを流す場合、福岡を除いた九州各県の料金は20万前後/月額です。
視聴率が10%の番組だとすると、人口200万人の県だと20万人が商品を知ったということになります。
これをWebでやろうとするとインプレッションで約30万円、クリックだと2400万円もかかります。(Instagramの場合)
単純比較はできませんが、使い方次第では絶大な威力を発揮します。

広告やマーケティングをあまりやったことがない企業や商品には、まず認知が必要です。
その場合はホームページ開発とTVCMをお薦めしています。
まず知ってもらうこと、知られていないと次のアクションが打てないのです。
TVCMで存在を知ってもらい、その中から興味がある人がWebへ情報を求めて入ってくる。
その流れを作ることがまずは重要です。
そこまできたら後は好きになってもらうアクションをたくさん実施します。

まずは好きな人に自分の「存在」を知ってもらう。
そして、自分が「どんな人なのか」を知ってもらう。
そこからは「ラブレターを送る」「一緒に遊べるイベントを企画する」といった
コミュニケーションを積極的におこなう。
この一連の流れが広報戦略なのです。

いつまでも愛される企業、商品であるために。

どんないい企業も、世の中になかった素晴らしい商品も、
知ってもらえなければ「存在しない」ということと同義です。
人づてとか、昔ながらの顧客でやりくりしている企業、社長一人のマンパワーで仕事を取ってくる企業、
そのマネタイズは社長が変わっても、顧客が年老いていっても存続し続けますか?
会社や商品の解像度を上げ、誰もが理解できるよう整えること、
人が変わっても変わらず愛される企業であり続けること。
これがブランディングであり絶えず続けていく広報戦略です。

まず自分を見極め、どんな人に好きになって欲しいのかを考える。【商品分析・競合との差別化】
その人の趣味嗜好やどんな人が好きなのかを徹底的に調べ、【マーケティング・リサーチ】
それに合わせたファッションを揃え、言葉遣いをする。【ロゴ・コーポレートカラー・キャッチコピーの設計】
ときにはラブレターを送って気持ちを伝えてみる。【CM・ポスター・DM・Web等の広告】

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熊本を中心に九州各地で活動する株式会社ジャム。
ロゴやロゴマーク制作からはじまるブランディング、
企業の考え方や商品特性を伝えるWebサイト制作、
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