秋が深まり、夜の寒さが強まってまいりましたが
いかがお過ごしでしょうか。
私は寒暖差で体調を崩し、二週間内で2度も風邪をこじらせてしまいました。
これから本格的に寒くなってきますので、
体調を崩されないよう温かくしてお過ごしください。
今回の内容はタイトルの通りです。
変な「業界用語」の都市伝説?または通説?をご紹介します。
日本の広告・映像業界では
写真を撮影する人を「カメラマン」
映像を撮影する人を「キャメラマン」と呼ぶそうです。
撮影現場で「写真」と「映像」の違いをハッキリさせるためだとか
1970年代の映画を撮っている人たちは
映画製作に携わっているというプライドもあり区別して呼んでいたようです。
今では「カメラマン」を区別して呼ぶことは無くなっているので初めて聞いた人もいるかもしれません。
では、現在はどう区別しているかと言うと
写真を撮影する人を「スチールカメラマン」または「スチルカメラマン」
動画を撮影する人を「ムービーカメラマン」と呼んでいることが多いと思います。
また聞きなれない単語「スチール」が出てきましたが、
これも昔の映画業界の名残りのようです。
映画を中心とした映像製作で、宣伝用の静止画写真ををスチール(still/動かない)写真といい
そこから静止画写真を撮るカメラマンを「スチールカメラマン」と呼ぶようになっているそうです。
ただ、それも日本独特の呼称で
英語圏では写真家は「フォトグラファー」
映画のカメラマンは「シネマトグラファー」と呼びます。
しかし、日本では商業写真と撮るのは「カメラマン」
アート写真や個人撮影をするのが「フォトグラファー」とイメージされる傾向があるようです。
「シネマトグラファー」は撮影監督のことを指し、映画などの動画作品に携わる撮影技師ですが
日本でもっとライトに映画だけには囚われない、作家性のある映像を撮る人たちも含まれている気がしますね。
新しく「ビデオグラファー」という言葉も生まれ、どんどんと進化しているように感じます。
業界用語がいまだに使われているのは先人たちの知恵や技術を継承していくためですし
新しく名称が出てくるのは、映像も広告もコンテンツ・ジャンルが細分化してきているからこそだと思います。
今回は業界の名称についての謎を少し紹介しました。
10年、20年後には技術が進み「〇〇カメラマン」や「〇〇グラファー」といった
新しい名称がもっとあるかもしれませんね。
ただ、女性カメラマンっていう単語はおかしいですよね・・
カメラウーマン・・??
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